年末も近くなっており、もうすぐ紅白歌合戦の出場歌手が発表される時期となった。
紅白歌合戦について思うところがあるので、書いていく。
かつて、子供の頃は紅白歌合戦を観るのが楽しみだった。
その年に流行っていた歌手が沢山出ていて、安室ちゃんとかSPEEDとかGLAYとか楽しみに観ていた。それでも、まだネットが普及していない時代だから五木ひろしや森進一、石川さゆりなど、昭和デビュー歌手の曲も何となくではあるけれど観ていた。
でも、今はネット社会。音楽の多様化、歌手の細分化が進んでわからない歌手も多いし、ヒット曲も昔ほど出なくなった。NHKの番宣・VTRも多くてあまり観る気がしなくなった。
30代の自分ですらわからないのだから、一番テレビを見る50代以上の中高年の方々なんて今の紅白はついていけないと思う。
家族が見ているからついでに観るかぐらいでそれほど楽しみでもなんでもなくなってしまった。年齢を重ねたせいもあるが、それだけではないように思う。
紅白に何度も出場経験のある歌手が亡くなっても、追悼企画すらしない。
一応郷ひろみとか石川さゆりとか昭和からキャリアを重ね、年配でもわかる歌手は数名出るけど、それまでわからない曲を聴かされているから、中途半端すぎる。
そして、その年配でもわかる歌手枠も同じ人ばっかりという声も挙がっている。
将来受信料を支払う世代に観てもらいたいとか、今年のヒット曲を歌唱するのが紅白だからかわからないけど、絶対中高年が知らなそうな(私ももちろん知らない)グループばかり出ている。
(私の場合、昭和歌謡が好きという特殊な30代なので、結構年配の人と重なる意見もあるのではないかと思うが)
ただ、その若い世代にうけそうなグループが出たからといって、よほど熱心なファンじゃないかぎり出るまで待って紅白を観るということはないのではと思うし、テレビ自体持っていない人も多くなっている。
結局、どの世代でも楽しめるように網羅しようとしても、つまらなくなってしまう。一番テレビを観る世代にうける番組にした方がいいのではというモヤモヤが残る。
昭和の紅白は部分的にしか見ていないので想像でしかないが、紅組と白組で対決する形式は昭和で終わってしまっているのではないかと思う。
(部分的にというのは、DVDやYouTubeで昭和の紅白歌合戦の歌唱場面だけみたということである。)
それ以降は、その年流行った歌手が出る歌番組というだけで、看板だけで続いてきたという感じなのではないかと思う。
将来、紅白歌合戦はなくなり、テレビを観るという習慣もなくなってしまうかもしれない。
それでも、昭和の名曲はどこかで流れていてほしいと思うばかりだ。